2011年11月23日水曜日

勤労感謝の日

今日は祝日、
夏の節電ピークカット振り替えで出勤日になってしまいました。

勤労感謝の日、我が家の舶来カレンダーには「Labor thanksgiving day」と表記されています。
明日が西洋では感謝祭なので、「労く人の感謝祭」は言い得て妙ではあります。

私がもっともっと若くて、入社したてで開発部門にいた頃、この時期は年度末の製品売り上げ確保に向けて、休日出勤の雨あられでした。
紅葉なんて見たことない日々のなかで、先輩から「勤労感謝の日は、勤労できる事を(会社で)感謝する日」と教わった事を思い出します。
今でも先端製品を開発する現場は大きくは変わらない様です。

時代は変わって世は、どこまでも終わりが見えず長く続く就職氷河期に、震災や円高不況の企業倒産で、完全失業率が上がり続ける中、勤労感謝の日は冗談ではなく正に「勤労できる状況にある事を感謝する日」になりつつあります。

私たちの子供たちの時代に、祝日法を改正しなくて済むように舵取りをしっかりしてもらいたい。
と、スカスカ・らくらくの通勤電車で席に座って勤労の意味を考えた勤労感謝の日になりました。

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